今回はGoogle公式のGCPセミナーを受けに六本木まで行ってきました。
私は普段AWSを使っているのですが、ある勉強会でAWSとGCPの併用に関する発表を見てGCP(とりわけBigQuerry)に興味を持ち参加することにしました。
ハンズオンセミナーの概要
- Compute Engine とは
- Compute Engine ハンズオン
- BigQuery とは
- BigQuery ハンズオン
感想
GCPの使用感について
GoogleのGoogleたる所以かもしれませんが、「所々で洗練されてるな」と感じる部分が多い印象です。
またGoogle Cloud Consoleも非常に良い感じですね。AWSだとLightsailに類似の機能がありましたが、GCPだとどのサービスにも使えます
日々バリバリとオペレーションをやる訳ではない私のようなライトユーザーにとって、「どれだけスムーズにCLIへ移行できるか」はそのクラウドサービスにのめり込めるかどうかの分岐点な気がしています。この点、GCPはCLIのハードルを下げてくれているのは良いと思いました。
BigQueryについて
今回参加した目的の半分以上はBigQuerryの理解です。冒頭の「ある勉強会でのAWSとGCPの併用」も、基本部分はAWSで構築するが分析部分はBigQuerryを活用する形でした。
今回のBigQuery ハンズオンの内容としては以下の3つです。
- サンプルデータセットを用いて分析
- Datastudio でレポートを作成
- Google Apps Scriptを使っての(簡易)連携アプリ開発
「ビッグデータ分析楽しい」とか「G Suiteへ移行済みだと便利だよね」とか色々あるのですが、一番強く感じたのはビッグデータ分析の敷居が非常に下がっているということです。うーん、非常にという言葉で足りているだろうか。。。
今日はGoogleでBigQueryのトレーニングを受けて来たんだけど、なんだかすごい既視感だった。新卒入社時のエクセル研修だ。 近い将来、今でいう「エクセル・パワポが使えること」と同レベルに「AWS、GCPが使えること」が語られる時代が来る。 #google #gcp
— seko.law (@seko_law) 2017年10月27日
「データサイエンティストがXX人不足」みたいな話がありましたが、BigQuerry(及び今後の各社によるサービス展開)によって、当時言っていたレベルでの人材不足は解消されてしまうのかもしれないと思いました。
プログラミング言語と一緒で、「AWSかGCPか」みたいな宗教戦争になってしまうのは非常に勿体ないですよね。今後も各クラウドサービスの良い所を取り入れながらコミュニティが成長していけば良いなと思っています。
ちなみにハンズオンセミナー当日はハロウィンの社内パーティーが行われていていました。 日本のハロウィンというとコスプレパーティーな感じですが、外国人が気合い入れてコスプレをするとその完成度の高さにビビりますね。