11月に入ってから少しずつ進めていたCourseraのGCPコース、Architecting with Google Cloud Platform Specializationを受講し終えました。
以前ブログで書いた通りGoogleのBigQuerryセミナーに行ってからすっかりはまってしまい、その勢いのまま上記コースを学習し終えました。GCPの大枠を捉えることができて非常に良かったと思っています。
また全編英語ですが、聞き取りやすいので英語学習としてもそれなりに効果があったかなと思っています。
コースの概要
以下のような4部構成で、GCPの主要サービスをさらっていきます。
- Essential Cloud Infrastructure: Foundation
- Essential Cloud Infrastructure: Core Services
- Elastic Cloud Infrastructure: Scaling and Automation
- Elastic Cloud Infrastructure: Containers and Services
AWS経験のある方は、公式の対応表を手元に置いておくと良いと思います。私は新しいトピックが出るたびに対応表を参照したことで、比較的早く全体像を捉えることができました。
感想
4コース全部受講すると数万円かかるのはネックですが、コースの質も高く非常に満足しています。とりわけ、以下を達成できたのが良かった点ですね。
GCPのサービスを一通り理解できた
当然のことですが、GCPのサービスを一通り理解することができました。
受講前は「GCE,CKE,GAEの3つがある...んだよね。違いはよくわからん」「GKEってGoogle Container Engine の略なのになんでGKEなんだろ。Google Compute EngineでGCE使っちゃったから?」くらいの理解でしたが、今ではどのサービスもそれなりに触れるようになりました。
コースの中に Qwiklabsという自分で実際に手を動かす項目があるのですが、これが理解を深めるのに非常に役立ちました。
ネットワーク知識の総復習ができた
GCPの基礎コースということもあり、ネットワーキングの説明が充実していました。Qwiklabsで手を動かせたのも大きい。
IT初心者の頃に読んだネットワーク系の本には大抵
ネットワークは自分で手を動かすのが大事で…
私(著者)が若い頃は、大きな機材を購入し自宅を使って...
みたいなことが書いてあって、「言ってることはわかるけどそれをできるのは大学1〜2年までだろ」とやや冷めた感じで流していたのですが、数年越しに著者の方々の教えを守ることができたのかなと感じました。
CLIの理解が深まった
今回のコースは基本的にGUIを使いながら進めていくのですが、GCPにはCLOUD CONSOLEという機能が備わっているので所々でCLIを使います。
CLIはなんだかんだでやっぱりとっつきづらくて、CLIだけをバリバリやっていてもちょっと面白くないんですよね。その意味では「基本はGUIで視覚的に設計を進めながら、要所要所でCLIを使う」というのは、私にとって非常に効果的な勉強方法でした。
以上です。
次はいよいよGCPの機械学習/データ分析系コースですかね。現時点では、ここをしっかり使えないとAWSと両刀にする意味は薄いのかなと思っています。
最近法律事務所業務の方が忙しくてなかなか時間が取れないですが。。。なんとか今月中にやっつけたい。