私が運営メンバーのひとりとして活動している勉強会、第7回X-Tech JAWS の開催が4/23(火)に迫ってきました。今回も私は司会をやるので、開催に合わせた予習記事を書いてみようと思います。
なお、そもそもX-Tech JAWSって何だっけという方はこちらをどうぞ。
1.申込状況
今回も多くの方に予約いただき感謝です。「一般チケット」はキャンセル待ちがかなり出てしまっているのですが、「リモート参加枠」は余裕がありそうですのでお時間ある方はぜひリモートでご参加下さい。
2.予習内容
以下は、私が司会をする上での事前知識として予習的に調べた情報のまとめです。注意事項を踏まえた上で、皆さんにも事前の知識整理としてご活用いただけると嬉しいです。
<注意事項>
- 下記は登壇者の方とは無関係に、私が「登壇タイトル」を元に調べた内容です。当日の登壇内容とは異なるかもしれません。
- 記載内容は一定の期間でリサーチし、簡単にまとめたものです。もしご指摘等あれば修正しますが、あくまで参考資料としてゆるく眺めてくれると助かります。
- リンク先には公式情報ではないものを含むことがあります。
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Session1: 株式会社スナックミー CTO 三好隼人さん
『素早くおやつの新ブランドを立ち上げるためのLambda活用法』
- 株式会社スナックミーについて
→自然食材を使用したおやつを、月1or隔週で届けてくれるサービスを提供している会社です。創業の経緯が記載されている「OUR STORY」には、
創業メンバーは大のおやつ好き。でも、コンビニにおやつを買いに行っても変わり映えしないラインナップ、裏面の原材料をみるとできれば食べたくない原材料や成分。何も買わずに返ってきて素焼きのナッツを食べながら、もっと美味しく楽しいおやつが手軽に手に入れば、と思う日々でした。
出典:株式会社スナックミーとの記載があり、これには結構共感しますね。また素焼きナッツばかり食べていると、ストレスが蓄積してきてある日突然ジャンキーなもの食べたくなったり。
出典:株式会社スナックミー
- 新ブランド立ち上げについて
→2015年にスナックミー設立とのことなので、2015年前後からの立上期のお話を聞かせていただけそうです。Wantedlyには・スマホと連動し、お客様からの評価情報などを元に、それぞれのお客様にパーソナライズして最適なスナックの詰合せをお届けする
との記載があるので、スマホとの連携や評価情報の反映、データ活用等においてどのようにLambdaを活用しているのかは気になりますね。
・オンライン発ブランドとして、データを活用してオリジナル商品を中心に取り扱っている というのが特長です。
出典:Wantedly
Session2:株式会社朝日新聞社 佐渡昭彦さん
『メディアにおけるAI活用とAWSに期待すること(時事クイズと高校野球戦評記事の自動生成)』
- 株式会社朝日新聞社について
→今更説明するまでもない大手新聞社であり、今回会場を提供していただいた朝日新聞社さんです。朝日新聞社さんといえば築地の東京本社が有名ですが、今回お世話になるのは渋谷にある朝日新聞メディアラボです。
2013年6月、朝日新聞社は、メディアの環境の激変に立ち向かい、自らの殻を突き破るための新組織としてメディアラボを設立しました。 「新聞業とはこういうもの」といった既成概念にとらわれない新しい商品やビジネスの開発を目指す「実験室」です。失敗を恐れずに挑戦を繰り返すための実験工房として活動しています
歴史のある会社が「デジタル○○」や「○○ラボ」といった取り組みに手を出す例は多いですが、朝日新聞社さんは大手新聞社というポジションをテコに、とても魅力的な取り組みをされています。オフィスもおしゃれ。
出典:朝日新聞社メディアラボ
出典:朝日新聞社メディアラボ - 「時事クイズと高校野球戦評記事の自動生成」について
→時事クイズについてはあまり存じ上げないのですが、高校野球の記事自動生成は昨年夏に非常に話題になりました。大手がやるべきデジタルってまさにこういうことだよな、と鳥肌が立ったのを覚えています。
Session3:アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 根本裕規さん
『グローバルでみたEdTech on AWSのメリットとEdStart』
- アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社について
→今回は非目黒開催ですが、AWSさんに出張して登壇いただきます。運営メンバーの間で「EdTechみたいな、社会貢献が明確な領域をもっと取り上げていきたいよね」という話をしていた所、AWSさんのEdStartという取り組みを発見したので是非にということで登壇を依頼しました。 - EdStartについて
→EdStartとは、EdTechに関する AWS のスタートアップアクセラレーターとのこと。具体的には
・技術トレーニング
・AWSプロモーションクレジット
・ライブイベント
・えり抜きのマーケティング機会
・メンターシップ
が受けられるとのことです。当日はこれらサポート内容の詳細が聞けるのかな…と考えています。えり抜きのマーケティング機会!!! -
Session4:株式会社ベネッセi-キャリア 長根佳孝さん
『dodaキャンパスにおけるAWS利用事例(仮)』
- 株式会社ベネッセi-キャリアについて
→株式会社ベネッセホールディングスとパーソルキャリア株式会社が株主の教育系の会社です。事業概要を見る限り、dodaとの協業による就活系事業と、独自の取り組みである大学コンサルティング事業があるようです。
運営の間でも「地方の中学校・高校のITはまだまだ活用余地があるよね」という話はしていて、この辺りの先進的な取り組みは紹介していきたいなと思っています。 - dodaキャンパスについて
→ベネッセの就活支援サービスです。
ベネッセの高校生データベース(約40万人)と順次接続。
“隠れた逸材”が見つかる学生データベースを貴社の採用にご活用ください。
ダイレクトリクルーティングとは
ダイレクトリクルーティングとは、人事・採用ご担当者様が、データベースの中から採用したい求職者を探し、オファーメッセージを送る採用手法です。中途採用では一般的な手法として定着していますが、近年“売り手”の傾向が続く新卒採用においても、優秀な人材に直接アプローチできる手法として注目されています。
出典:dodaキャンパスとの記載があり、新卒に対してもヘッドハント的にアプローチする手法のよう。確かにこれは面白いですね。
出典:dodaキャンパス
Session5: 株式会社メンヘラテクノロジー 佐々木知洋さん、高桑蘭佳さん
『メンヘラ彼女向けサービスのMVPを1週間で作らされた話』
- 株式会社メンヘラテクノロジーについて
→この会社との出会いは「愛してるの言葉じゃ足りないくらいに君が好きなので歩く」というアプリです。下手な説明はヤボな気がするのでオフィシャルをどうぞ。すごい会社です。
私はいつも登壇オファー先の検討会議では、ある程度のカテゴリー分けをしながら話を進めています。そのカテゴリーというのはだいたい…
・技術的に面白い取組枠
・ビジネス的に面白い取組枠
・社会貢献枠
・インパクト枠
といったイメージなのですが、メンヘラテクノロジーさんはインパクト枠として過去最高レベルの強さですよね。やばい(語彙)。 - 「MVP」について
→MVP(実用最小限の製品: minimum viable product)をいいます。こちらのサイトがとてもよくまとまっていたので、宜しければご参考に。
公式サイトは2000年ころのテキストサイト的な趣があっていいですね。
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以上です、登壇してくださる皆様には本当に感謝しかありあません。
それでは今回も楽しいX-Tech JAWSにしましょう!