私が運営メンバーのひとりとして活動している勉強会、第9回X-Tech JAWSの開催が10/11(金)に迫ってきました。今回も私は司会をやるので、開催に合わせた予習記事を書いてみようと思います。
1.申込状況
今回も多くの方に予約いただき感謝しています。まだチケットは余裕がありそうですのでお時間ある方はぜひ現地orリモートでご参加下さい(→申込みサイト)。
2.予習内容
以下は、私が司会をする上での事前知識として予習的に調べた情報のまとめです。注意事項を踏まえた上で、皆さんにも事前の知識整理としてご活用いただけると嬉しいです。
<注意事項>
- 下記は登壇者の方とは無関係に、私が「登壇タイトル」を元に調べた内容です。当日の登壇内容とは異なるかもしれません。
- 記載内容は一定の期間でリサーチし、簡単にまとめたものです。もしご指摘等あれば修正しますが、あくまで参考資料としてゆるく眺めてくれると助かります。
- リンク先には公式情報ではないものを含むことがあります。
Session1:株式会社justInCase,株式会社justInCaseTechnologies
小笠原 寛明さん, 吉住 宗朔さん
「保険API&クレカ付帯保険チェッカーのバックエンド」
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株式会社justInCaseについて
いわゆるInsurTech系の会社で、提供サービスには
・スマホ保険
・わりかん保険
・1日ケガ保険
・クレカ付帯保険チェッカー
があります。技術的には今回お話いただく「クレカ付帯保険チェッカー」が面白そうですが、ビジネス的には中国で流行っているPeer-to-Peer保険的な「わりかん保険」もかなり面白そうです(→解説記事)。
出典:株式会社justInCase
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クレカ付帯保険チェッカーについて
クレジットカードについている保険情報を教えてくれるサービスのようです。カメラでクレジットカードを撮影し、カードの種別等を判断の上で関連情報を集約してくれるのかな。今までX-TechでAPI系をがっつりとりあげることは少なかったので楽しみです。
出典:株式会社justInCase
Session2:AI inside 株式会社 野田 明良さん
「AI-OCR「DX Suite」を支える AWS」
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AI inside 株式会社について
「生産性を高めるAIプラットフォーム」という思想に基づいたプロダクトを提供する企業とのことで、現在は今回お話しいただくDX Suiteがプロダクトとしてリリースされています。
出典:AI inside 株式会社
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「DX Suite」を支える AWSについて
AIリサーチャー職の求人を見る限り、画像認識系の何かがAWS固有というわけではなさそうなので、支える=インフラとしてのAWSについてはなしていただけるのかなと想像しています。
一方で、AI プラットフォームインフラエンジニア職の求人には以下のような記述もありなかなか興味がわく所です。
「AIの学習環境(AWS上のGPU)のコスト圧縮を主目的とした、AWS→DC(データセンター構築)環境以降プロジェクトが進行中。今後もDCは拡大予定のため、当社がプラットフォームとして成長していくため適切なHWの設計が必要になります。」
出典:AI inside 株式会社
Session3:株式会社フレクト 遠藤 匠さん
「(仮) なめらか&リアルタイムな動体管理を支えるCariotのAWS基盤」
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株式会社フレクトについて
もともとはクラウド系のインテグレータとして事業を展開されていたようですが、今回は後述の車両管理サービス「Cariot」に関する話に興味を持って登壇オファーをさせていただきました。
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Cariotについて
公式サイトではリアルタイム車両管理システムと紹介されています。
・車両速度
・走行距離
・エンジン回転数
・燃費
・主電源電圧
等のデータが取れるとのこと。車両のIoTみたいな話だと、KOMATSUさんのKOMTRAXが昔から有名で、MBAのケースで取り上げられるなんて話も聞いたことがありますが、Cariotの提供企業にはKOMATSUさんもしっかり含まれています。
出典:株式会社フレクト
Session4:AppsFlyer Japan Country Manager 大坪 直哉さん, Tech Lead 胡 亮さん
「タイトル未定」
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AppsFlyer Japanについて
マーケティングに関する分析のプラットフォームを提供している会社です。現在国内シェア45%とのことで、技術面だけでなくプロダクトの話もしっかり聞いてみたいです。
登壇タイトルが未定のため、他の内容については紹介を割愛します。当日を楽しみに。
Session5:パネルディスカッション
「祝2周年!X-Tech JAWSの表から裏まで運営に聞いちゃうパネル」
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経緯について
今回X-Tech JAWSが(おかげさまで)2周年を迎えるのですが、いつもJAWS関連の記事を執筆頂いているASCIIの大谷 イビサさんから
たまには運営が前に出てみては
との提案をいただきました。X-Tech JAWSと他JAWSのコラボ企画で実施したパネルディスカッションが好評だったことから、今回もパネルディスカッション形式でやることになりました。イビサさんにはモデレーターを務めていただき、運営メンバーが色々しゃべってみようという企画です。
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内容について
正直なところ何も準備はしておらず、当日の空気感とイビサさんのテンション次第な所がありますが、「運営してみたらこんな所が楽しかったよ」みたいな話ができたらいいなと個人的には思っています。ここではひとまず運営メンバーの紹介でもしておきます。
・パネラー1:吉江 瞬@NRI
→X-Tech JAWSの発起人でありリーダーです。印象的な見た目で、写真を投稿するとよく「治安」とのコメントがつきます。所属がNRIと言われると強烈な違和感がありますね。AWS Samurai 2018。
・パネラー2:波田野 裕一@運用設計ラボ
→JAWS-UG CLI、アーキテクチャー支部等と合わせ運営で参加いただいている、もうひとりのSamurai (2017)。運営メンバーの構成を吉江さんと考えていた時、「波田野さんがいてくれれば、本当にやばいときはブレーキ踏んでくれるから無茶できる」みたいなことを言っていたのを思い出しました。
・パネラー3:世古 修平@ PwCコンサルティング
→私です。セキュリティとプライバシーをやっている弁護士です。
・パネラー4:瀬戸島 敏宏@NRI
→エンジニアのネットワークが広く、書籍も複数出版している瀬戸島さんです。Japan APN Ambassador 2019。いつもかなり忙しそうにしており、書籍の執筆が待たれる所。
・パネラー5:萩村 卓也@NRI
→ハッカソン、デザイン思考セミナー、協業先とのイベント登壇と、常に何かイベントが控えている印象の最年少メンバー。ヒゲが印象的です。
・パネラー6:あべんべん@MTEC
→顔がめちゃめちゃ広く、「〇〇社に登壇してもらいたいんですが、コネクション無いんですよね。。。」というと大体つないでくれる癒やし系キャラ。最近FinTechの本を出版されました。
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以上です、登壇してくださる皆様には本当に感謝しかありあません。
それでは今回も楽しいX-Tech JAWSにしましょう!