非常に盛り上がったアドベントカレンダーも終わりを迎え、2021年も残りわずかになってきました。参加された皆様お疲れ様でした、@kanegoontaさんも幹事ありがとうございました。
個人ブログらしくと言うか、この辺りで今年を振り返ってみようと思います。
1.本業
今年は勤務先で年初に大きな出来事があり、その対応に明け暮れた1年でした。多くの皆さんにもご心配をかけました。私は前職がコンサルなのですが、まさか事業会社に転職したこのタイミングで「人生で一番働いた期間」を更新するとは思いませんでした。それくらい、もうめちゃくちゃに働きました。
個人ブログでは勿論何も話せないのですが、kataxさんのツイートを見て、職場で同僚と泣いて奮起したのをよく覚えています。
僕は外野からだけどLINEのプライバシー保護に関する想いを垣間見ているので、見えたほころびをきっかけにセーターを全てほぐすような言動には全く賛成できません。
— Genichi Kataoka (@katax) March 20, 2021
インシデント対応とかの専門家になりたいわけでは決してないのですが、今年積んだ経験は今後のキャリアで取り返そうと思います。引き続き、皆さんの信頼を維持できるよう事業部門と協力しながら誠実に力を尽くして参ります。
2.副業
(1)挑戦
少しづつ副業の弁護士業務に時間を割く余裕も生まれ、秋口からは新たに2つの挑戦をしました。
前者ははっしー(@takujihashizume)さん、後者は伊藤(@redipsjp)先生と、非常に尊敬している先輩方からのご紹介でした。
どちらについても、
- 【連載】
隔週で、嘘がなく、それでいてきちんと価値がある記事が書けるだろうか
(皆さんご存知の通り、セキュリティ・プライバシー領域はヘタなことを書こうものなら方々からマサカリが飛んでくる厳しい世界です) - 【委員】
著名な委員の先生方に囲まれて、自分に意義のある発言ができるだろうか
と考え出せば不安は尽きない訳ですが、「こういうチャンスは自分の都合とは無関係に訪れるものだ」「’おねがいします’と言ってしまい、実現方法はそれから必死に考えればいいのだ」と、どこかで聞いたようなセリフが頭に浮かび即決したのでした。
(2)感想
結果として、両方ともとても良い経験になりました。
連載は、これを読んでくれた方から直接ご相談が来ることもありますし、予算を通すための社内調整に使っていただいたりと、クラウドサインさんのネームバリューをひしひしと感じています。
また準則の委員の先生方には暖かく迎えていただき、「若手枠」として必死に議論をかき回しているところです。(不勉強がバレますが)活動に伴って民法の基本書なんかを受験期振りに開いたのですが、当時と違ってとても面白いです。
- 目次が既に自分の中にあるので、読みたい所をピンポイントで読める
- 紙幅の関係で記載が淡白な所も、ある程度補完しながら読める
あたりが原因なのかな。
3.まとめ
以上の通り、2021年は非常に充実した1年でした。
イップットと言うよりは、ひたすらアウトプットに明け暮れた感覚があるので、来年はもう少し腰を据えて、何か新しいものに挑戦してみたいなとも思っています。「こんなのどうだ」とのお声がけ、「おねがいします」と言う準備をしてお待ちしています。
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それでは皆様、残りわずかになりましたが良い年末をお過ごしください。
来年も宜しくお願い致します。